【短期留学】 10代 オーストラリア編

はじめて親元を離れて日本語が通じない環境に身を置いたの高校一年生の夏。

 

人生初の留学の地はオーストラリアでした。

 

海外旅行は親に帯同して数回行ったことがあったけれど、いわゆる「留学」なんて考えもしていなかった当時の私。

じゃあなんで行こうとしたのか?

 

それは、

幼稚園の頃からの友人と友人のお母さんが、

市の交換留学プログラムを一緒に受けようと誘ってくれたからなのです。

「内容はよくわからないけど、なんだか楽しそう」と、

行きたがる私に逡巡する母。

しかし、昔から仲良しのお母さんからのお誘いでもあったので了承してくれました。

今になり、その経験が私の人生に大きな財産を残してくれたのだな、とひしひしと感じている次第です。

 

2週間のオーストラリア留学。

子供ながらに様々な葛藤をしたことは今でも強く記憶に残っています。

 

今の私の半分の年、今考えると勇気あったなぁ、と思います 笑

だってその友達は、当時すでに英語がペラペラ。

 

かたや私は、

ほんっとーに!簡単な挨拶とイエスノーくらいなもので、「文章を話す」というレベルには全く至ってなかったのです。

 

国内での研修プログラム(英会話の練習や日本文化の紹介準備、オーストラリア人学生さんの歓迎会準備などなど)を乗り越えたものの、

ギリギリ意思表示だけはできる。という状態でシドニー空港へ舞い降りたわけです←

 

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研修期間でオーストラリアについて調べる時間はあったものの、

やっぱり百聞は一見にしかず。

本当によく言ったものです。行って驚いたことが山ほど!

 

今回は、そんな2週間の中で驚いたり感動した、出来事を挙げてみたいと思います!

 

 

  • おおらかさが秀逸

空気感から違うので本当に驚き。

アクティビティがたくさんあって日本人学生とオーストラリア人学生が集合する時が何回もあったのですが個性が出てて面白い!

日本人は時間前に一列に並び終える一方、オーストラリア人学生はふわっと集まってなかなか列になる様子を見せず 笑

引率の先生も特に咎めたりもせず、辛抱強く待っている様子でした。

でも少し経てばきちっと列になるのです。

 

日本にいて仕事などをしている人はオンタイムは基本中の基本ですが、現代日本はちょっとなんでもキリキリしすぎな気もします。

このゆるさというか、おおらかさは少し参考にしたいものです。

 

  • 水への意識の高さ

これは本当に、今でも反省しきりの案件です。

 

雨がなかなか降らないオーストラリア、水不足が常。

食器洗い、洗濯、シャワーetc…、水を使うもの全てに細心の注意を払っているのです。

シャワーは大体各自5分程度。

 

しかし高校生の私は大失態。

ユニットバスが使い慣れないこと、

個人的理由ですが当時潔癖症がかなり酷かった私は、なかなか上手く時間短縮出来ませんでした。

時間も何十分もかかり、トイレの足元まで濡らす有様…。

優しいホストファミリーは迷惑を掛けたにも関わらず、わかりやすい英語で使い方を説明してくれました。

本当…今でも思い出す度に反省しきりです。

 

今はすっかり烏の行水になり、5分シャワーとか全然オッケーです!次は節水しまくります!

 

  • パパが焼くお肉の美味しさ

これは目から鱗でした!

自宅にBBQセットがあり、お肉はパパさんが焼くというのがお決まりのようでした。

 

 

噛み応えはなかなかハードですが、オージービーフを現地の方に焼いてもらえる幸せたるや。

 

  • 待ってくれる!

これ、忙しない毎日だと難しいですよね。

私はすぐ精神的にせかせかしてしまう性質で、「余裕があったら人に優しくできるのに」と悔やむことが多いです…。

 

しかし。

彼らはなんておおらか!

当時、全然英語ができない中ホストファミリーのママがショッピングモールへ連れて行ってくれました。

お店を見ていると店員さんが声を掛けてくれ、マトモに話せない私の英語を辛抱強く聴いて笑ってくれるのです!

ホームシックにかかり落ち込み気味だったのですが、その笑顔と会話に心救われました。

 

  • おわりに

今回は完全なる私の思い出でしたが 笑、とにかくオーストラリアは良きところなのです!

わずか2週間でしたが、この経験で私の今の人生は大きく変わり、そしてこれからまた変わっていくのかと思うと胸が踊ります。

 

もし留学をしたい若い方がいらっしゃったら、短期からいかがでしょう?

長期で反対されても、短期なら親御さんの許可も出る可能性は高まる気もします!←個人的な意見ですが…。

 

私のように市の交換留学プログラムだと普通よりは安くなるみたいなので、そういった公的機関が企画している留学を探してみるのもおすすめです!